2024.8.25 クビアカ対策も「大爆発!!!」で次のステージへ

兵庫県でも徐々に被害エリアの拡大と新たな被害地が確認されています。又、新たな被害地として三田市が加わり5市となりました。特徴として新たな被害場所は、数年も前から定着していたと考えられる被害木や数十頭単位の成虫が確認されたことです。啓発も進んでいる中で現状はまだまだ市民の方にクビアカの情報が伝わっていない事が大きな課題となっています。更に行政が管理されている公園や施設の緑地でも次々と被害が確認されており、「エリア内爆発」から「大爆発」が懸念される激害地域での対策は次のステージに進みました。

兵庫県の現状

HP資料兵庫県クビアカ被害(成虫・フラス)2024.8.21

兵庫県クビアカ侵入経路系統図①2024.8.21

兵庫県クビアカ侵入経路系統図②2024.8.21-1

7月、8月に実施した啓発活動

7月5日 明石石ヶ谷公園での現地研修会

7月20日 石ヶ谷公園で啓発TV番組収録 8月中連続放送banbanTV 

8月19日 その他の府県、京都府八幡市 さくらであい館、京都府の京都府の現地講習会

当日の内容は、NHKニュースで放送

啓発活動はまだまだ続きます。 9月3日兵庫県三田市、 9月13日京都府福知山市、9月 6日京都府京都市、9月20日徳島県徳島市、10月3日京都府京都市、11月岡山県岡山市 ・・・・・・その他新たに日程調整中の講演会が複数あります。

8月30日の京都府福知山市講習会は9月13日(金)に変更しました。

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対策や啓発活動は次のステージへ

クビアカツヤカミキリに関しては、知っていただく啓発活動からスタートし、初期被害地では成虫を前面に出した成虫捕獲の「川下対策」がされていましたが、激害地ではより多くの目で見て被害(フラス)を早期発見する「源流対策」に切り替えました。クビアカの生態からも成虫の飛翔時期は短く、年中被害が確認できる「フラスの発見」で源流を断つことが重要です。これからはフラスの調査を重視し、啓発チラシなども全て、フラス発見を主にしたものに更新します。

今年も明石の石ヶ谷公園の梅林890本を明石北高の生徒さん達が猛暑の中、全数調査をしてくれました。幸い、今回はフラス被害がゼロでした。この毎年実施していただいている活動が明石地区の被害拡散抑制に大きく貢献しています。

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