2020.11.4 JYUKU生の皆様へ 今の時期でも繊維が残っており判別が可能です。
和歌山からの帰路、某PA下りのケヤキが綺麗に色づいていました。しかし、その根元を見ると良く見慣れた子実体の痕跡が多数ありました。(このPA上りでは、ソメイヨシノにも同様の現象が見られます)
大枝の一部が枯死、切除してあり、徐々に衰退が進行しています。根元の黒い部分が子実体の痕跡です。(全周に広がって残っています)
ナラタケモドキの子実体は繊維質部分が残りますので、時期を過ぎても判別が容易で助かります。
このように、発生時期でない場合でも、 衰退原因の一つとして推定する場合、 子実体の痕跡を確認することも重要な診断要素です。
宗實先生
お世話になっております。
依頼があった場所でないところでも、見てしまうものなのですね、笑
なかなか気が休まることが無いかもしれませんが、くれぐれもお体を大切になさってください。