2020.11.7 JYUKU生の皆様へ 今年もキノコが松林を守っていました。
毎年この時期に開催される「マツとキノコのフィールドワーク」が兵庫県南淡路の慶野松原で実施され、今回も講師の一員として参加しました。
淡路慶野松原キノコワールド2020.11.7この松原は、国指定の名勝であり、2.5kmに約5万本、様々な形のクロマツが広がっている。毎回訪問して感心するのは、全体の松葉かきが定期的に実施されており、常に綺麗な景観が保たれている事です。今日も綺麗な松林が迎えてくれました。
今日の様子ですが、ショウロを始め、健全な松林に発生するキノコを参加者が楽しく採取できました。
今日一番のショウロです。4.5cmあります。(目が肥えてくると、ニセショウロと外観の微妙な色の差が解ってきます)
「おかーさんとれたよ!」かわいい子供達の声が松林に響きます。
質問の大半は「これ食べられますか?」です。
コロナ禍で準備頂いたスタッフの皆様、参加頂いた皆様も大変だったと思います。(ご苦労様でした。)雨の天気予報が散策中は降らず、子供さん達は「見つけた!、あった!」と宝探しの様に楽しい一時を過ごして頂きました。終盤には皆さんスッカリ「キノコ目線」ができあがっていました。(菌根菌との共生の話は少し難しかったかもしれませんが、子供さん達の中には、将来キノコ博士が生まれることを楽しみにしています。)