2025.9.3 京都府でクビアカ対策講習会開催

9月2日、3日と京都北部の福知山市と南部の精華町でクビアカツヤカミキリ対策講習会が開催され開催されました。猛暑の中でしたが、午前座学午後実技の2部構成で、参加者の皆さんは熱心に聴講され、実技にも積極的に参加いただきました。講習会前日には京都府から京田辺市でも被害が確認されたとプレリーリースもあり、京都府内5市への拡がりは危機感を高める機会ともなりました。

2日北部会場 市民交流プラザふくちやま(座学)

標本による説明

2日 現地研修末広公園 リアルな当日限りの模擬被害木が大人気

必要資材

成虫脱出防止を目的とした「緊急巻き」包帯状に巻く簡単な方法です。(10月以降に撤去して被害木は処置します)

通常巻き 浮かせて張るネット巻きで成虫脱出防止、産卵抑制を目的とします。

準備作業、ひこばえや草本のネット内侵入を防ぎ、耐久性を確保します。根株からの成虫脱出も防止できます。 胴吹き枝は切除してその部分に光合成阻害パッチを当てます。

完成です。(上部の双幹も合わせ技で1枚のネットで仕上げ)果樹のように複数枝があっても対応できます。

2月3日 精華町けいはんな記念公園研修室

公園内で現地研修 (ネット被覆と樹幹注入)

ここでもリアルな当日限りの被害木が好評です。(百聞は一見にしかず)

緊急巻き

通常巻き(枝を残して浮かせています)

緊急巻き1本、通常巻き2本完成です。

以上のように、クビアカツヤカミキリの現地研修会は座学と実技を学ぶ機会を提供しています。

未被害地でも被害地でも要望があれば現地研修に対応しますので、クビアカツヤカミキリ拡散防止にご活用下さい。次回開催地確定分 滋賀県9月26日、兵庫県11月20日です。

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