2020.7.3 JYUKU生の皆様へ 樹木医が活躍できる新分野かも?
7月1日から3日迄、京都、滋賀、兵庫の寺院庭園を定期巡回していました。小雨の中の巡回はお茶を一服いただきながら添付写真の様に色々眼を楽しませてくれるご褒美があります。「同じ場所の毎月巡回で30頁もの報告書が良く書けますね」と同僚に言われます。クライアントにご満足いただけ、安心いただく手法を講じているだけのことですが、その手法にこれからの樹木医が活躍できる新分野がある様に思います。ファイルも最近はPCデータで残す様になりましたが、ついついプリントアウトして紙でも残す為それでも1箇所だけでもA4ファイル (50mm) 10冊ぐらいにの量になります。その手法の基本は物作りの「X-R、P管理」の考え方を取り入れており、又、可視化、トレサビリティーの為の記録が中心です。具体的な内容はJYUKUで来ていただいた時に説明しますが、「何も無い、何も無いを見続け、記録することで異常がみえてくる」この手法は、私の様に年を経てくると記憶が曖昧で後日の追跡調査でも大変助かります。今、その報告書作成の真っ最中です。
兵庫の寺院庭園にて7月3日 当日、偶然教育委員会の担当者も来られており、施工させていただいた工事の完成度確認と後世に残していく為の談義に花が咲きました。(ここはJYUKU生の研修コースです)
京都の庭園にて7月1日 庭園巡回中の一息。