2020.4.5 「偶然が当然な景観」になったサクラが満開

手が届き、足下でも花が楽しめる景観は、今年も当然の様に参拝者を迎えています。兵庫県川西市満願寺境内4月5日の風景です。残念ながらコロナの影響で毎年催される華やかな茶会は中止になりましたが、茶店のテラスや花見に来られる方は途切れることがありません。このソメイヨシノは境内の樹木調査時に確認、埋め立て地、駐車場の踏圧等で先端から枯れ下がり、衰退の一途をたどっている状況でした。2014年から樹木クリーニング、石板埋設工法など3年間に100枚近い石板を土中に埋設、土壌改良部に踏圧対策を施し樹勢を維持しています。偶然、調査で見つけ、その低い形状を活かし続け、13の数字にご縁のあるお寺の13本のサクラを「千手桜」と命名、今や、隠れたサクラの名所として毎年多くの方の眼を楽しませてくれています。

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