2023.12.26 今年もクビアカ対策が推進できました。フラス調査は冬場でも可能です。
兵庫県では今年もクビアカ対策を多くの方にご協力いただき推進することが出来ました。特にフラスは幼虫が活動を休止している冬場でも確認できます。早期の対策を進める上でも来年の幼虫の活動期を待たずしてフラスの確認が急務です。成虫と違い「フラスは逃げません」痕跡はシッカリ確認できます。
写真は12月19日の被害木です。特徴のあるフラスが確認できます。
これらの調査により新たな被害木が確認されトリアージが行われ、被害の拡散地図か更新され冬場の伐採処置等が確定しました。これらの被害の大半が昨年、一昨年に産卵されてます。(捕殺時の幼虫サイズや脱出予定孔、フラスのサイズで確認)
資料2023明石のクビアカ被害状況一方、将来に繋がる取り組みも行われました。今年6月22日に高校生にクビアカのレクチャーをし、7月にはその高校生が小学生にクビアカ出前授業、12月15日に2回目の出前授業が行われました。これらの取り組みは新聞やネットで紹介され、他府県からも称賛いただいています。明日への取り組みとして各地で様々な取り組みが広がることを願っています。
明石北高クビアカ出前授業2023.12.15