2020.8.2 JYUKU生の皆様へ 「実務編」ほっとく、と言う樹勢回復方法。

JYUKU生の皆様へ「実務編です」 プラスにしなくとも、マイナスを取り除くだけで平穏な日常がある。良いと思うことを加えなくても、悪いことを取り除くだけで樹木は元気になる場合があります。ややもすると外科処置や土壌改良だの菌根菌接種などと知っているありったけの処置や提案をすることがあります。私の場合、反省しきりです。見て見ぬ振りをする「ほっとく」という樹勢回復方法もあるのです。 これは福岡県でのその事例です。(個人宅です。簡易報告書は14頁になりますがJYUKU生の皆様は頑張って見てください。)  注)PDFは各2頁ずつあります。

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この場合のマイナスは、それを前面に出せない難しさ?がありました。この場合の「取り除いたマイナス」は何だったでしょうか? (二つだけです。ヒント・土壌改善は行っていません)

調査訪問後、約3年間定期的に、水位測定結果と外観写真をご報告いただきました。1年間は毎月です。出入りの植木屋さんからもホットラインでお電話いただきました。ここでは、変わる変化点が「ほっとく」の結果につながりました。

その後いただいた礼状と写真を添付しますが、「ほっといた」クロマツは大変元気になりました。

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3年後4月8日撮影(写真提供) 

初回訪問以来直接伺うことはありませんでしたが、手に取るように元気になっていく姿は見続けることが出来ました。

調査地は福岡で大変でしたが、滞在時間5時間、ご家族との当日の会話、その後のほっとくの結末はJYUKUで説明します。帰路は別案件があり、島根県浜田市経由で一人での移動走行距離は充分過ぎました。

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