2021.3.9 JYUKU生の皆様へ 大丈夫です生きています。
JYUKU生の皆様へ、ブログの更新が出来ておらずご心配いただいている方からメールが来ています。2月中旬以降、3月とパニックになりそうな程忙しくしています。順次、収穫があった色々な情報を今後さかのぼって紹介していきますが、今、7日から10日まで関東地区で、カシナガ、クビアカ関係の現地研修講師や調査中です、昨日は、埼玉県、群馬県で、今日は千葉県松戸市から栃木県足利市に移動しています。
写真は、本日、千葉県松戸市からの依頼で「樹木診断及びナラ枯れ対策講習会」で里山ボランティアの皆さん40人に研修を行っている風景です。今回は、ナラ枯れのメカニズムや具体的対策(化学的対策・物理的対策の数々)の紹介、簡易処置方法のネット(クビアカガードネット)巻き、粘着紙(カシナガホイホイ)巻き付け等の現地指導を行いました。
粘着紙カシナガホイホイ巻き付け(被害木からの成虫脱出捕獲に有効です)
カシナガホイホイ巻き付け前のポイントは、浮かせて貼ることです。今回はらせん状にPPロープを巻き付けています。(現場にある枯れ枝やササなどをテント上に立てかける方法も良いでしょう。)
コロナ禍、皆さん熱心に聴講、実務研修を行っていただき、その熱意に感動、午前中の予定が、午後も防除対策デモを行いました。明日は足利市で放置果樹園のクビアカ調査後帰路につきます。コロナ感染を避けるため車での移動は疲れますが、大変充実しています。(ご心配いただきありがとうございます。)
コロナ禍、命がけで何をやっているのですかとお叱りを受けそうですが、同じ様に命がけで参加される方がおられるからです。現場での意見交換や質疑はなにものにも代えがたい「至福の一時」でした。
ご準備いただだいた市役所の皆様、ボランティアの関係者の皆様お世話になり、ありがとうございました。