2020.12.11 JYUKU生の皆様へ 現場を見るのが一番

今日は、文化財課に報告書を持参、帰り道、1ヶ月前のネット設置状況確認と個人邸の診断で3箇所を回っていました。個人邸の場合、1本の電話で聞き取りをするのですが、やはり現場を見るのが一番です。その中の1つが次の写真(ウバメガシ)です。一方向からの断片的な写真情報ですが、JYUKU生の皆さんは、何を疑い、どんな調査を行いますか?(施主さんへの説明も含め滞在時間30分でした)

その他、うどんこ病や大枝の切除跡、シロアリの蟻道(土を含んでいる)等がありましたが、今回の衰退とは関係ありません。方向性(なし)、全体の状況等観察後、1つの作業で衰退原因は判明しました。過去のブログを見て頂いていると良く解ります。詳細はJYUKUで解説しますので色々推測してみて下さい。

ヒント 2枚目の写真の隣にある若いモミジが気になったので念のため確認すると数年前植え替えられたそうです。(これで解ると思います)診断するときにはこの様に色々な視点から見る必要があり、再植栽される場合のリスクもお伝えしました。

点検のため立ち寄った1ヶ月前の研修会で公園に設置したクビアカガードネット(スカート方式)です。損傷も無くスッカリ初冬の景観になじんでいます。(啓発看板もすでに多くの来園者が見られたと思います)

地際の抑えも完璧です。

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2020.12.11 JYUKU生の皆様へ 現場を見るのが一番” に対して1件のコメントがあります。

  1. 日本ワイドクロス 鎌田 より:

    宗實先生

    お世話になっております。
    研修会の事後確認もいただいており、ありがとうございます。

    設置後の状況も問題なさそうですね。良かったです。

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