2020.10.6 JYUKU生の皆様へ トサカフトメイガにやられました。
秋の風物詩?ともなっているヌルデやオニグルミ、ハゼノキなどウルシ科の樹木の葉が「トサカフトメイガ」に食害されている風景ですが、今年も例年どおり発生しています。不思議なことに毎年同時期に発生しネムノキに加害する「ネムスガ」被害が近隣では見られません。自然界は「例年どおり」が通用しない世界ですね。
ヌルデの被害
オニグルミの被害
野原ではその被害も気にもかけないのですが、境内の景観重要木となっているカイノキはそうもいきません。毎年、気をつけて発生初期に連絡をいただき関係者に薬剤防除を依頼しているのですが、今年は、少し遅かったようです。
カイノキの被害
この段階では、薬剤をはじいてしまい殺虫効果が薄れますので一工夫が必要です。
幸いなことに、今日現在、まだ全体の葉量は確保されていますので、何とか今年も綺麗な紅葉は楽しめそうです。
下の写真はドローンにより撮影した数年前の写真です。(今は更に大きくなっています)