2020.10.4 JYUKU生の皆様へ 松林で秋を見つけました。

今、兵庫県下の松林数カ所を巡回しています。今日、ある海岸林で少し早い秋を見つけました。広い松林ですが、1カ所だけ3個ショウロが発生していました。(春と秋の発生ですが、関西では秋物はもう少し先になります)

松林も色々で、松ち葉かきの行き届いたところ、ほとんどされていない松林、以外にもされていない方の松林で確認、この松林は毎年、春と秋に大量発生します。通常、松葉かきが行き届いた松林にショウロが良く出ると言われていますが、そうではないこともあるのです。

下の写真は、今日、巡回した2カ所目の海岸林ですが、手入れが行き届いてます。今回、ここでの発生は見られませんでした。

下の写真がショウロが発生していた松林です。 松葉のじゅうたんで意外ですが、何年かに1回は取り除かれているため、堆積 (腐植層)して富栄養化している訳ではありません。

県下の松林数カ所を年に4回程度巡回しますので、色々キノコの季節変化が楽しめます。引きつづき巡回都度紹介しますが、下の写真の様に松林では絶対やってはいけないルール違反の痕跡も見られました。JYUKU生の皆さんはこれが松林でなぜ良くないのかは解りますね。マツの大敵、あのキノコ(子囊菌門チャワンタケ目)が熱に反応して胞子を発芽させる特徴があります。

マツに関連して滋賀県大津市の唐崎神社境内にある「唐崎霊松」が林野庁広報誌9月号に掲載されましたので紹介します。貴重な遺伝子資源を後世につないでいくことも樹木医の大事な業務です。診断、調査計画、里帰りまで4年間黒子に徹してお世話させていただき実現した案件です。同様の案件は、京都御苑(ミクルマガエシ、イチハラトラノオ他サクラ各種、ウメ)、湖東三山西明寺(フダンザクラ、シャクナゲ)、和歌山根来寺(シダレザクラ)、沙羅の寺応聖寺(サラノキ等)でも実施しました。

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