2020.4.24 JYUKU生の皆様へ アカマツの小枯れ続報

JYUKU生の皆様へ アカマツの小枯れの続報です。昨日も京都の別の庭園に行きましたが、同様の被害がありました。回答いただいた名前の吸汁害虫マツ〇〇〇〇〇〇〇ムシの被害です。前回は雄の写真を掲載しましたが、今回は、雌の情報写真です。1枚目は卵のうの写真、2枚目は、卵のうの中の卵の写真、雌成虫を捕獲、偶然観察中に産卵(3枚目の写真)が始まりました。動画もありますが、約5分に1個程度の産卵です。(文献の250個産卵するには1日かかります!)又、産卵と同時に糸状のものを全身から出しながら卵のう形成、卵を保護をすることが解りました。貴重な写真を公開します。既に別の卵のうからは1齢幼虫が孵化(4枚目の写真)しています。今の時期は色々な世代が確認出来ますので一度、自分の現場で観察してみて下さい。当然、状況を把握することで防除の適期、タイミングを判断することができます。又、1週間後には防除の結果を確認し、必要に応じて追加処置を講じる必要があります。今回の調査は防除適期を決めるための調査でしたが、色々な発見もあり、現場は面白いと改めて思いました。

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