202.10.31 JYUKU生の皆様へ アカマツの形成層を食害する害虫

JYUKU生の皆様へ、連日、京都で庭園の巡回点検を行っていますが、10年ぶりにこの被害(アカマツの形成層を食害)を確認しました。

被害を受けた部位(松脂とフラスが混ざっている)

捕獲した幼虫(つぶれているが、少し緑かがった色が特徴)

この段階でピン!ときたのは、アカマツの被害、緑がかった幼虫の色です。半分以上つぶれていますが、この特徴は10年前、報告事例が無く同定に大変苦労した案件だったからです。

下記にその時の報告書の一部(PDF)を添付します。

マツの調査事例資料

この被害事例の場合、繰り返し何年も被害を受け続けていました。案外、この被害と気づかずにカミキリやキクイムシの被害で処理されているケースが多いのかもしれません。対策が異なるので長年駆除できなかった様です。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)