2021.8.9 JYUKU生の皆様へ 今年も発生していました。
JYUKU生の皆様へ 7月は猛暑の中、定期的な巡回調査に新たな案件も加わり、スケジュール表が完全に埋まった状態で何とか終了、さすがにダウンして8月は初旬に3日ほど休養をとりました。一部のJYUKU生の方には研修を兼ねて応援いただきましたが、マスクをつけて猛暑の中、現場は大変だったと思います。(ご苦労様でした)
写真は、一連の調査の中3箇所の調査地で確認した「ハナビラタケ」です。今年も発生していました。
いずれの対象木(アカマツ)もこの子実体を確認した結果、処置が間に合い、倒木を免れました。心材を腐朽させ、材に「褐色ぐされ」を起こすので、定期巡回ではその発生に常に注視しています。この子実体を確認した時点では、鋼棒が簡単に内部に挿入できるほど腐朽が進行しており、関わっている場所では傾斜木に事例が多い傾向があり、見逃さないことが重要です。関西地方での発生は6月後半から7月中旬にかけてです。
今、実施している具体的な対処方法はJYUKUで説明します。