2021.3.20 JYUKU生の皆様へ 開花の下でのクビアカ対策指導
JYUKU生の皆様へ 19日は和歌山県でサクラへのクビアカ対策(物理的防除ネット巻き)を指導していました。この地域はモモ園で既にクビアカの被害が発生しており、サクラへの加害も懸念されています。当日、シダレザクラ、カンヒザクラは満開で、3分咲きのソメイヨシノの花見やお彼岸の墓参りに多くの方が来ておられました。
そんな中でのクビアカ対策(クビアカガードネット巻き)研修です。管理されている関係者の方々に、クビアカの生態、防除方法の種類、複数組み合わせることの重要性を紹介、その中の1つの物理的防除「クビアカガードネット」巻きの指導を行いました。
下の写真は、1つの区画内のソメイヨシノに巻き付け完了写真です。
今後の管理を容易にするため、ひこばえ抑制シート貼り付けや、防草シートの設置を組み合わせた最新工法を指導しています。
下の写真はシダレザクラの古木への施工です。
大径木は3人/1チームの作業効率が良いですね。
黒いレースをまとったシダレザクラは幹まで美しい!
完成です。
このように、被害地では、被害を受けてからの対策ではなく、早めの予防を推奨します。もちろん、設置後の巡回観察やメンテナンスは欠かせません。
宗實先生
根来寺様でのクビアカ対策研修では、大変お世話になりました。
今回は、天然記念物の桜を見て、触れることができ、感動しました。どうもありがとうございました。
今回のような形で、少しずつでもクビアカ対策に関心を持っていただける方が増えればと思っています。
日本ワイドクロス 鎌田