2025.1.31 2025年度もクビアカ啓発でスタート

2025年度もクビアカツヤカミキリの啓発活動、被害調査からスタートしています。特に、一昨年前からフラス発見にに重点をおいて「年中フラスは確認できる」を合い言葉に、早期発、早期対策に取り組ん出来ており、その効果が出てきています。

前日兵庫県神戸市のフラス調査に続き、1月19日、本年度第1回目の啓発活動です。京都府丹後造園組合の総会で「クビアカツヤカミキリ対策講習会」が開催されました。

会場の京都府丹後市弥栄町「鳥取公民館」です。今年も要請があればどこにでも駆けつけます。

プロジェクター、スクリーン、標本等も持ち込んでの講習会で、皆さん熱心に聴講頂きました。

1月27日、明石市、神戸市北区のフラス調査でした。(冬場でもフラス調査ができる実証です。) 

明石市での被害木です。フラス、排糞孔、脱出予定孔も鮮明に確認できます。この被害木は2月6日に伐採予定です。

明石市の公園で太さ3cm、根元5cmの被害木を確認しました。(激害地では小径木も要注意です)

神戸市北区では被害木は、放置された果樹でも確認されています。この繁茂した草木や竹藪の奥に被害を受けたモモがあります。(ピンクのテープ)調査は、見逃さないために色々な場所を想定して行う必要があります。(この被害木は本年1月18日の調査で発見しました)

今回、同じ地域で切り株から幼虫1頭を確認、切り株の処置は完璧に行わないと二次被害が出る事例です。(昨年伐採、処置時に幼虫捕殺漏れがあり、新たにフラスが出ていました)

樹皮を全て剥幼虫幼虫捕殺、防草シートシート巻き処置。

この地域では同様の事例が一昨年もあり、切り株放置の怖さを見せつけられました。

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