2024.11.29 JYUKU生の皆様へ 土壌改良の効果を確認中です。
3年前と今年の2月に土壌改良を実施した滋賀と京都の2箇所の施工場所で評価のための検証を行いました。根の無かった土壌改良部の石板下、初期発根確認管でいずれの地でも発根が確認され、土壌改良部全体に根が伸長している証しとなりました。 (初期発根の確認方法は特許を取得しています)
2024年2月施工時 A地区(B,C,D共通)
9ヶ月後 A地区
9ヶ月後 B地区
9ヶ月後 C地区 (自然素材埋設分)
9ヶ月後 D地区
A.B.Cの樹種は共通で、Dのみ違います。当然、土壌改良資材の配合も異なっています。
根が酸素と水を求めて空間に伸長してくる原理を利用する方法ですが、土壌改良部を掘り返すこと無く発根状況が確認できる便利な方法です。初期発根の確認が終われば、通気、通気通水管とし再利用します。
2021年2月石板埋設工法(埋め戻して芝を植栽)
2024年11月 石板埋設の状況(石板下は深さ40cmまで土壌改良)
石板下の発根状況、3年で1.5cmの太さの根も複数出現。(石板裏部の水滴を求めて細根の伸長が著しい)
このように施工現場は全て、土壌部分と地上部分を定期的に観察しながら樹勢維持、回復を図っています。
注)石板埋設工法については過去のブログ記事を参照下さい。