2023.10.8 JYUKU生の皆様へ 根は正直です。(2例紹介)

JYUKU生の皆様へ、暑い夏の戦いがやっと一段落しました。個別に案内し、施工現場や調査に参加していただいていますが、情報共有するために現場で確認した資料を添付します。これから本格的に土壌に関係する樹勢回復処置等が始まりますので必要に応じて研修現場に個別に都度案内します。

今回は、根に関する事例で、一つは土壌灌注をした場合、6ヶ月後根がどのように施工部分に侵入しているか、実際に土壌灌注部分の真横を試掘した直近の事例です。二つ目は表土を伸長する根にひこばえが発生した場合、その根はどのように変化するかです。

一つ目の事例(6ヶ月後、土壌灌注孔の発根状況

発根状況資料2023

下の写真は別の場所ですが、9月27日に試掘した1年6ヶ月後の土壌灌注部分です。縦孔に添って深部まで根が密集しています。

二つ目の事例 表土を伸長する根から「ひこばえ」が発生した場合、親木からひこばえまでの根と、ひこばえから先の根の太さの違いです。

根の太さの違う事例-1

10年以上継続して各現場は管理、処置を繰り返しているので色々な事象が確認できます。土壌灌注を推奨しているのはこれらの検証結果からです。

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