2021.9.26 厳しい試験に耐えて残った7本のアカマツ
2021年3月15日に34本アカマツの苗を植栽、色々試験(JYUKU生の皆さんには説明済)をしていますが、6ヶ月後その厳しい印加試験に耐え8本残りました。(1本は試験評価のため提出済)
本日その発根状況等を確認しましたのでお知らせします。下記写真は3月15日植栽時の状況です。
今は印加試験も一休みです。
初期発根確認孔(この確認方法は特許取得済)
確認孔の深さは70cm
6ヶ月で深部も含め発根数4本確認できました。
成虫が飛んでいるの確認していたのですが、1週間油断すると1本がこの有様です。(写真の中で食害している害虫が解りますか)
最終マツノミドリハバチ捕殺数は21匹でした。
9月18日には、こんな子実体(菌根菌キツネタケ?)も発生していました。
子実体の笠を食害されているので解りにくいですが苗木の全周にfairy ring (菌環)を描いているように発生しています。
まだまだ試験は始まったところですが、今年は、直接樹体印加による影響が強いことを改めて認識、来年度に向けてこの経験を活かしたいと思います。