2021.4.9 JYUKU生の皆様へ 対策の効果に期待して
JYUKU生の皆様へ、やっと落ち着けました。先週は早朝から京都で2カ所の調査、その後滋賀県へ移動調査、帰宅して深夜までリモートと先週は体力限界ギリギリの日々が続きましたが、忙しくてもムシは待ってくれません。兵庫県でも南西部ではカシノナガキクイムシの被害が拡大しており、近隣の里山公園でもその対策が急がれています。しかし、費用対効果を考えると予算化は難しく、ボランティアの皆様に頼らざるを得ないのが現状です。4月9日に一つの防除対策方法、カシナガの穿孔対策として防虫ネット巻きを行いました。当日は職員の方に作業指導をして、翌日、2グループのボランティアの皆様にネット巻き指導をしていただく為です。
この日の公園はサクラも散って「新緑とこいのぼり」が来園者を楽しませてくれていました。
設置作業風景です。(施工方法もバッチリマスターしていただきました)
毎年、ツリークライミングで利用される大切なコナラです.180cmネットの上に90cmのネット、2段巻きにしています。(防草シートも敷設しています)
当日は3本(コナラ2本、アベマキ1本)に巻き付けけました。10日の作業分も併せて1本でも多く被害が軽減できることを願っています。
良い機会ですので、ひこばえや草本類がネット内で発生しない防草シートの敷設の仕方を掲載します。
ひこばえ対策防草シート2-1ひこばえ防草シート2