2020.4.15 JYUKU生の皆様へ アカマツの小枝枯れについて

JYUKU生の皆様へ コロナの影響で4月の研修が遅れていますが、季節的要素のある事象については都度情報提供をしていきます。昨日は京都の大庭園の定期巡回でしたが、アカマツの小枝枯れが一部で見られ、観察していると写真2枚目のヤニサシガメを確認、更に、複数樹皮上、樹皮裏に小さな白い繭状態のものが無数に見られ、その中には写真3の蛹がありました。又、写真4の有翅の成虫も確認、この成虫はあるものの雄成虫です。ヤニサシガメはマツカレハなどの幼虫を食べる肉食ですが、最初にヤニサシガメを確認した時点で小枝枯れの原因が推察できました。例えばアカホシテントウムシがいることでその木の害虫を推察したり、ツチアケビがあれば「ならたけもどき病」にその周辺が汚染されていることを特定したり、中々現場は面白いですね。さて、アカマツの小枝枯れの原因は、又、その原因で特有の枝に現れる現象は何でしょう。(メールで回答下さい)

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2020.4.15 JYUKU生の皆様へ アカマツの小枝枯れについて” に対して1件のコメントがあります。

  1. 福本 市好  (森林植物園) より:

    宗實先生へ いつも大変お世話になっております。
    塾生として、このたびの課題についてお便りいたしますのでよろしくお願いいたします。アカマツの小枝枯れの原因は、「マツノタマバエ?によるものでしょうか。そして、その現象としては新梢部の針葉基部に潜って、虫こぶを作った跡があったのと、幼虫が針葉の養分を摂取した食痕跡があった。」
    でも、自信がなくて少し疑問点もあるのでぜひ、ご教授ください。
    それではよろしくお願いいたします。

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