2025.2.6 兵庫県明石市で被害木の伐採処置始まる。
2月6日、明石市の民間所有被害地でクビアカ被害木2本の伐採処置が始まり、立ち会いと指導を行いました。

幼虫確認と捕殺 公共搬入先(チップ、焼却)の指定寸法に切断、断面孔道確認

切り株の確認と幼虫捕殺、幼虫は幼齢から2種類 (当日10頭捕殺)



枯死部分で捕殺したタマムシの幼虫(脱出孔は枯死部で楕円径)

根株処理 更に地際まで切り下げて孔道内に登録農薬注入後、防草シート被覆(根張りまで確実に被覆、シート先端は全て折り返し2重)


このような、被害木の伐採、搬出、幼虫捕殺、切り株被覆処置が県内各地で続きます。(2月12日も西宮市で実施、立ち会います)
調査、フラス発見、トリアージ、対策、伐採、根株処置と確実に被害木の処置が行われて初めて処置が完了します。今の時期の被害木の早期発見が急務です。被害本数が増え続けると抑制不可能となり、対策が追いつかない非常事態となります。