2023.11.19 本日も高校生がクビアカのフラス調査を行っています。
明石市では2022年度にクビアカツヤカミキリ成虫初確認以来、高校生が樹木№を付けたり、フラス調査を継続して実施、その成果で爆発的な拡大が抑制されています。発見された被害木は都度トリアージが行われ必要な処置を実施、実質被害木は大幅に減少しています。本日も梅林のフラス調査をしていただいています。今の時期服に種が付いたり、クモの巣で大変な作業だったと思います。これらの地道な努力によって被害の全容が把握でき被害抑制に繋がります。本当に有り難うございます。
明石市の現状(被害木は順次処置を行っています)
11月19日も公園外2km以内の被害木1本の幼虫捕殺とネット巻きが実施されました。このように確実に処置がされています。
この作業は、今後、被害が発生した場合、同様の処置をしていただく関係者の方と施工業者の方への指導も兼ねています。
幼虫の捕殺は完了していますが、更に他の部位で産卵されていた場合の脱出防止と新たな産卵を抑制するためのネット巻きです。幹が9本に分かれ施工難度の高いサクラでしたが良い研修用でした。
この被害木は来年度以降も関係者により継続して観察が続けられます。
明石市では、市民からの通報、高校生や他のボランティアによる被害調査に加え、調査会社への業務委託も行われ二重、三重の被害調査により被害の把握、拡散抑制が行われています。