2025.7.14 兵庫県内で成虫確認やフラス被害地域拡大中
クビアカツヤカミキリの成虫脱出最盛期が過ぎましたが、兵庫県内では新たな地域でも成虫が確認され、フラス被害も確認されています。しかし、幸い兵庫県ではプレス等で市民への啓発が進んでおり、調査、対策もタイムリーに行われており、本年度は制御不能な爆発的被害地域はありません。被害木(残す木、秋以降に伐採する木のそれぞれの処置)は全て対策済みです
兵庫県の7月13日現在、成虫確認、フラス被害確認地域は7市(明石市、神戸市、芦屋市、西宮市、三田市、丹波市、丹波篠山市)です。芦屋市、西宮市では本年度新たな成虫、フラス被害木は確認されていません。 2025年度の新たな成虫捕殺数は県内で28頭、フラス被害木は58本です。(成虫は初被害地の丹波市が半数を占めています)
成虫1頭、フラス被害1本の通報があると初動招集、トリアージに基づき調査範囲の決定、調査、対策を徹底しており、その対策のメンテ、フィローも行っています。クビアカ飛翔に境界はないので被害地域の拡大は防げませんが、これらの事を繰り返す事で爆発的な被害地を防いでいます。詳細については過去のブログ記事を参照下さい。



